Yづドン・Rintarnet合同 Advent Calendar 2022 3日目の記事です。

*Unihertzはスレート型物理QWERTYキーボード端末の希望である。
GalaxyやiPhoneに出ていたスレート型の外部キーボードカバーが姿を消し、BlackBerryKey2発売から随分と経った。
Foxconnの子会社がライセンス契約をして、5G対応のBlackBerry後継機が来るとされていたが開発は終了し、会社ごと消えてしまった。
現代は物理キーボードを搭載したスマートフォンはとても数を減らし、選り好みしていられる状態ではなくなってしまった。
数少ない物理キーボード搭載スマートフォンを出し続けてくれているメーカのうちの一つであるUnihertzは独特でとても魅力的な「Titan」と言うブランドの物理QWERTYキーボード搭載携帯電話を出している。
もちろんUnihertzはTitanシリーズ以外にも小型端末のJellyシリーズ等の魅力的なブランドを展開している。
*無印Titan
話はTitanに戻るが、最初に出た無印Titanは頑丈な防水BlackBerryPasspoort風の携帯電話だった。
サイズ感はスマートフォンというよりはファブレットやPDAに近い物で、このサイズ感なかなか良い。
物理QWERTYキーボードがありながらタフネスであり、この方向性が非常に魅力的だった。
貧弱SoCでしかも300gを超える重量、FnキーもSymbolキーもなく、色々と物足りない物ではあるが、開けた瞬間に一目惚れしてしまう筐体、4000mAhの大容量バッテリー、防水防塵、物理QWERTYキーボード、こりゃもうたまらないのだ。
重く鈍器のような携帯電話だった。もはや灰皿だ。
殴れば死ぬだろう。
そんな鈍器は非常に魅力的な携帯電話だった。
非常に重く肩が壊れるんじゃないかとも思っていたが、それでも魅力的だった。
少しキーが固いのが気掛かりだったが慣れればどうと言う事でもなかったりする。
*TItanPocket、無印からの改善点と微妙なアスペクト比
その後に買ったTitanPocketは防水ではなくなったが、キーボードの押し心地が少し改善され、軽量化、SymbolキーとFnキーの追加をした物だった。
非常に持ちやすいサイズ・形状をしており、これぞ携帯電話と言いたくなる形状であった。
そんなTitanPocketは、BlackBerryClassic風な携帯電話に仕上がっている。
無印Titanにはなかった、SymbolキーとFnキーが追加された事で自由度と利便性が一気に跳ね上がった。
ただ無印と同様アスペクト比が1:1に近く、正しく表示されないアプリケーションがいくつかあった。
miniモードを使う事で正しく表示させることができるものの、miniモードを使うと開発者オプションで設定したdpがリセットされてしまう為個人的にはminiモードを使うのは非現実的だった。
非常に好みの形状であり、アスペクト比の問題を除けばTitanPocketは理想に近かった。
防水がなくなったのは残念だったが、そのおかげでキーボードの質が上がったのは間違いないであろう。
ぜひ、SymbolキーとFnキーを追加して軽薄化したアスペクト比改善版無印Titanを出して欲しい物だ。
*TitanSlimは第三弾にしてシリーズ最高峰
TitanSlimはBlackBerryKey2風の携帯電話に仕上がっており、無印Titan、TitanPocketと二代に渡って続いたアスペクト比の呪縛から解放された。
TitanPocketと同様防水防塵に非対応で、TitanPocketと比較しても随分とスタイリッシュになりタフネスと言うコンセプトは感じられない。
キーボードの打ち心地が改善され、シリーズ最高峰の完成度となっている。
ナビゲーションボタン周りの割り当ては無印やPocket同様、ホームキーは無効化(指紋センサーとしてのみ動作する)、戻るキー1クリックで戻る、長押しでアシスタント起動、タスクキーを1クリックでホーム、2クリックで実行中のアプリケーション一覧表示、長押しで画面分割に割り当てている。
発表された時から「分厚い分厚い…」と言われていたが、許容範囲だろう。
むしろ落とさないので持ちやすいくらいだ。
キーボードの配列に対しても色々と言われていたが、BlackBerryは直ぐに訴えるし仕方がない。
なんなら無印Titanの頃からずっとこんなんじゃないか、何を今更。と言うのが正直な感想だ。
BlackBerryの後継機に可能性が殆どない以上そんな事を言っている余裕はない。
イヤホンジャックが廃止されたのは残念、全体的にクオリティが上がっておりこのクオリティで無印やPocketを出して欲しい。
ホームキーはシリーズを通して静電式のままだったが、キーマッピングソフトで自分が使いやすいように設定を変えているので困っておらず、それにこれも物理キーボードがある端末の魅力である。
SoCはTitanPocketと同じHelio P70を採用しておりシリーズを通してSoCは貧弱ではあるが、普通に使える物理QWERTYキーボードがあり、携帯電話相応の処理能力を有する。
携帯電話とはこれでいいのだ、これで。
それにスレート型物理QWERTYキーボード搭載携帯電話は数が少なく、贅沢は言っていられない。
横スライド式の物はまともに使える処理能力を有した物があるが、昨今のアプリケーションはどれも縦長向けに作られており、横画面で使うのは正直きつい所がある。
Unihertzには今の携帯電話市場で最も期待している。
欲しい物を企業が出してくれない時代、文句がないわけではないが、例え物足りなくとも理想に近い物を出してくれているだけでありがたい。
僕はこの時代に物理QWERTYキーボードを搭載したスレート型の携帯電話を出してくれる事に感謝する。
ありがとうUnihertz。ありがとう。<m(__)m>

*Unihertzはスレート型物理QWERTYキーボード端末の希望である。
GalaxyやiPhoneに出ていたスレート型の外部キーボードカバーが姿を消し、BlackBerryKey2発売から随分と経った。
Foxconnの子会社がライセンス契約をして、5G対応のBlackBerry後継機が来るとされていたが開発は終了し、会社ごと消えてしまった。
現代は物理キーボードを搭載したスマートフォンはとても数を減らし、選り好みしていられる状態ではなくなってしまった。
数少ない物理キーボード搭載スマートフォンを出し続けてくれているメーカのうちの一つであるUnihertzは独特でとても魅力的な「Titan」と言うブランドの物理QWERTYキーボード搭載携帯電話を出している。
もちろんUnihertzはTitanシリーズ以外にも小型端末のJellyシリーズ等の魅力的なブランドを展開している。
*無印Titan
話はTitanに戻るが、最初に出た無印Titanは頑丈な防水BlackBerryPasspoort風の携帯電話だった。
サイズ感はスマートフォンというよりはファブレットやPDAに近い物で、このサイズ感なかなか良い。
物理QWERTYキーボードがありながらタフネスであり、この方向性が非常に魅力的だった。
貧弱SoCでしかも300gを超える重量、FnキーもSymbolキーもなく、色々と物足りない物ではあるが、開けた瞬間に一目惚れしてしまう筐体、4000mAhの大容量バッテリー、防水防塵、物理QWERTYキーボード、こりゃもうたまらないのだ。
重く鈍器のような携帯電話だった。もはや灰皿だ。
殴れば死ぬだろう。
そんな鈍器は非常に魅力的な携帯電話だった。
非常に重く肩が壊れるんじゃないかとも思っていたが、それでも魅力的だった。
少しキーが固いのが気掛かりだったが慣れればどうと言う事でもなかったりする。
*TItanPocket、無印からの改善点と微妙なアスペクト比
その後に買ったTitanPocketは防水ではなくなったが、キーボードの押し心地が少し改善され、軽量化、SymbolキーとFnキーの追加をした物だった。
非常に持ちやすいサイズ・形状をしており、これぞ携帯電話と言いたくなる形状であった。
そんなTitanPocketは、BlackBerryClassic風な携帯電話に仕上がっている。
無印Titanにはなかった、SymbolキーとFnキーが追加された事で自由度と利便性が一気に跳ね上がった。
ただ無印と同様アスペクト比が1:1に近く、正しく表示されないアプリケーションがいくつかあった。
miniモードを使う事で正しく表示させることができるものの、miniモードを使うと開発者オプションで設定したdpがリセットされてしまう為個人的にはminiモードを使うのは非現実的だった。
非常に好みの形状であり、アスペクト比の問題を除けばTitanPocketは理想に近かった。
防水がなくなったのは残念だったが、そのおかげでキーボードの質が上がったのは間違いないであろう。
ぜひ、SymbolキーとFnキーを追加して軽薄化したアスペクト比改善版無印Titanを出して欲しい物だ。
*TitanSlimは第三弾にしてシリーズ最高峰
TitanSlimはBlackBerryKey2風の携帯電話に仕上がっており、無印Titan、TitanPocketと二代に渡って続いたアスペクト比の呪縛から解放された。
TitanPocketと同様防水防塵に非対応で、TitanPocketと比較しても随分とスタイリッシュになりタフネスと言うコンセプトは感じられない。
キーボードの打ち心地が改善され、シリーズ最高峰の完成度となっている。
ナビゲーションボタン周りの割り当ては無印やPocket同様、ホームキーは無効化(指紋センサーとしてのみ動作する)、戻るキー1クリックで戻る、長押しでアシスタント起動、タスクキーを1クリックでホーム、2クリックで実行中のアプリケーション一覧表示、長押しで画面分割に割り当てている。
発表された時から「分厚い分厚い…」と言われていたが、許容範囲だろう。
むしろ落とさないので持ちやすいくらいだ。
キーボードの配列に対しても色々と言われていたが、BlackBerryは直ぐに訴えるし仕方がない。
なんなら無印Titanの頃からずっとこんなんじゃないか、何を今更。と言うのが正直な感想だ。
BlackBerryの後継機に可能性が殆どない以上そんな事を言っている余裕はない。
イヤホンジャックが廃止されたのは残念、全体的にクオリティが上がっておりこのクオリティで無印やPocketを出して欲しい。
ホームキーはシリーズを通して静電式のままだったが、キーマッピングソフトで自分が使いやすいように設定を変えているので困っておらず、それにこれも物理キーボードがある端末の魅力である。
SoCはTitanPocketと同じHelio P70を採用しておりシリーズを通してSoCは貧弱ではあるが、普通に使える物理QWERTYキーボードがあり、携帯電話相応の処理能力を有する。
携帯電話とはこれでいいのだ、これで。
それにスレート型物理QWERTYキーボード搭載携帯電話は数が少なく、贅沢は言っていられない。
横スライド式の物はまともに使える処理能力を有した物があるが、昨今のアプリケーションはどれも縦長向けに作られており、横画面で使うのは正直きつい所がある。
Unihertzには今の携帯電話市場で最も期待している。
欲しい物を企業が出してくれない時代、文句がないわけではないが、例え物足りなくとも理想に近い物を出してくれているだけでありがたい。
僕はこの時代に物理QWERTYキーボードを搭載したスレート型の携帯電話を出してくれる事に感謝する。
ありがとうUnihertz。ありがとう。<m(__)m>
あとがき
未来とは怖い物で、理想とは儚い物である。
例え今が素晴らしい物であったとしても、未来が明るいとは限られず、今が例え暗かったとしても未来が暗いとは限らない。
そんな事を今後Unihertzがいつまでこんなニッチな物理QWERTYキーボード端末を続けてくれるのかと考え思っている昨今。
人に依存するとはそういうことなのだろう。
また、人と人によってできている社会と言うものもまた脆弱なのだろうか。
社会はヒトとヒトが形成するが、社会を崩壊させるのもヒトとヒトなのだ。
僕はそんなヒトを信じたい。
別に他人の幸せ等は願ったりしないが、この社会に明るい未来がある事を願いたい。
それは己の為である。ただ社会とは利己的な考えを突き詰めれば崩壊してしまうだろう。
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